自民党総裁選挙と日本の政治
福田総裁の辞任は体調問題などではなく、総選挙に向けて自民党の政策をPRするためだったようです。総裁選挙で5人の候補を擁立し、マスコミへの露出度を高め、さらに街頭演説などで自民党の政策を庶民に訴えていこうというのが狙いだったんですねえ。福田さんは捨て石になったわけです。支持率が低迷していたので、この作戦を受け入れざるを得なかった。福田さんも無念だったでしょうが、「総選挙で自民大敗」となって責任を取らされるより、一時的には非難されても、結果的に自民党の支持率が上がればいいわけですから、その道を選んだわけですね。
政治家は世論調査の結果を気にしすぎて、自分の信念を曲げずに政策を断行するということができなくなっている。政治家はこんなことは言いたくても言えないけど、「国民の大半は馬鹿」です。言うことを全部きいてたら、国は滅びる。民衆は大局的に物事が見られない。その大局的に物事が見られない国民にすり寄って、国民の生活第一というようなことを言う政治家、政党は信じてはいけない。国内・国外の現状を伝え、すべきことを明確に示し、あるいはそれを案として出し、国民が負担しなければならないことも、誠実に話す。政治家の姿勢はそういうふうでなければならない。また、責任ある野党は、是々非々でことにあたるべき。共産党や社民党のように政権を取ることを前提としていない政党と、民主党は一線を画すべき。日銀総裁問題で武藤総裁案を廃した理由などは納得出来ないし、自衛隊の給油活動をやめさせる理由も説得力に欠ける。政権を任せてもいいと思わせるには、断固反対すべき問題と修正を迫る問題、そして賛成すべき政策を区別してあたるべき。「なんでも反対」は別の政党に任しておけばよい。
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